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ファンタジーや神話、子どもの本について等、

のんびり書き記したブログのアーカイブです。

 

月曜から日曜まで、『日常』は、太陽系の7惑星。

そのはざまに浮かぶ、『矮惑星』のような、

夢見がちな時間の記録として。

 

 

ホームページ「黎明のほのかな翼」

 

も、どうぞよろしく☆

 

 

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MONTHLY: 2016/09

 

 

TITLE: アクエリアスの魔術師

CATEGORY: メルヘン雑記 DATE: 09/30/2016 16:09:24


もともと似ていなかったこともあり……
バクラくん改めまして、
名もなき魔法使いさん。

今日は、運動会の準備で
午後からの預かり保育がお休みです。(*^-^*)

時間があったので、
お絵描きしてみました。

フードつきのマントをかぶせて、
星や星座の記号を描き入れて、
「アクエリアスの魔術師☆」

地下水・汚染水、
はたまた台風被害といった
「水問題のニュース」が多い秋ですが……

そして、つい最近、
木星の衛星エウロパで
氷の下に海が存在していることが
NASAから公表されたばかりですが……

「水を律する者が
新時代の旗手となる」
そんな21世紀の課題が、見え隠れする今。

宝瓶宮(みずがめ座)を守護する
天王星のマークを身におびた
「アクエリアスの魔術師さん」
を待望します☆

……なんて、ね。

……常日頃、まじめに絵を描いていらっしゃる
方々を尊敬します、心から。
そしてテキトーなお絵描きで、恐縮デス……

('◇')ゞ
でも、なんだか最初からこんな感じの
魔法使いさんを描いてみたかったのかも?
という気がしてきたのも、
ちょっとだけホントです。(*^-^*)





 

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TITLE: バクラくん(改)

CATEGORY: アニメ・まんが雑記 DATE: 09/30/2016 12:53:30


バクラくん(髪型を改めました)

ネット画像で確認しましたら、
「バクラくんのヘアスタイル」は
毛束感を強調した
モサモサヘアでした……(;'∀')

そして、水色ではなくて、
白髪なのでした……(;'∀')

中途半端に修正してみたり……('◇')ゞ

どちらにしても、
あんまり似ていないバクラくん……
なのでした。('◇')ゞ




 

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TITLE: バクラくん

CATEGORY: アニメ・まんが雑記 DATE: 09/30/2016 11:55:00


「遊戯王」のバクラくん。



千年リングにあやつられて
ときどき闇のバクラさんになる……



あいかわらず土曜の朝にテレビ放映中の
「遊戯王 DM」をみているのですが、
ここのところ、ずっと
「バクラ」くんという
ライバルキャラがメインのお話が
続いてました。
もちろん遊戯との対戦に至れば、
主人公にはかないませんので
カードバトル敗退しました……
これでしばらく出番ないのかな……

観ているうちに
じわじわと好きになってきた
バクラくん。

良くも悪くも
言行一致でぶれないキャラが多い
「遊戯王」の中では、
めずらしくとらえどころがない
トリッキーな存在。
そんな「闇バクラくん」がいないと、
作品世界が味気なくなりそう……(*^-^*)

ひどい展開のトリガーになってばかりの
バクラくん。
セトさんに「遊戯のライバルキャラ」としての
見せ場は、ほぼ持っていかれてしまって、
なにかと残念なバクラくんの
次なる活躍を、待望中……(*^-^*)

それいけ、バクラくん☆




 

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TITLE: 虹のカーニバル

CATEGORY: 徒然記 DATE: 09/29/2016 13:17:09






「あいちトリエンナーレ2016
虹のキャラバンサライ」

9月25日 17:00~18:30 於:オアシス21
パフォーミングアーツ「虹のカーニバル」

夕方からのグランドフィナーレを鑑賞。

チラっとだけ見て、
すぐそばのテレビ塔の
有料プロジェクション・マッピングを
本命で観るつもりだったのですが……

一緒に行った息子くんともども
「虹のカーニバル」で次々に披露されるダンスに
見入ってしまい……

ほぼ1時間半のすべての演目を、
オアシス21「銀河の広場」会場をみおろす位置から、
通行人っぽく手すりにもたれつつ、
最後まで立ち見……('◇')

写真のお姉さんたちは、
静岡県の一輪車ダンスチーム。
これは、プログラム序盤の演技。
そのあと延々1時間半、きらびやかなダンスが
次々に登場。
写真をとるのも忘れてました。

途中で、息子くんに
もう立ち去ろうかと聞いてみたのですが、
「もう少し観ていく」と。
息子くん、出かけるときは面倒くさがるのに、
いったん見始めると、ず~っと見入るひと。

気がついたら、あたりはとっぷりと暗くなり、
テレビ塔のライトアップ、
オアシス21のライトアップも、
なかなかきれいでした。(*^-^*)


先日に、息子くんを引っ張り出して
県文化センター会場の
「あいちトリエンナーレ」に出かけたときも、
各々のフロアの映像作品など
逐一ていねいに観ていく息子くん、
気がついたら、閉館時刻をとっくに過ぎ、
ほぼ会場の最後のお客っぽくなっており、
照明の落ちたフロアから
「どもども、すみませ~ん」
とあせりつつ退散しました、なんだか間抜けな親子づれ。

街歩き、一人旅、なんてのも
そろそろ楽しめそうなお年頃の
息子くんなのでした……(*^-^*)





 

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TITLE: メメント モリ

CATEGORY: 徒然記 DATE: 09/28/2016 12:14:46






ここのところ、ブログの更新があまり出来ず、
頂いたコメントへのお返事も遅れまして
大変に失礼申し上げました。m(_ _)m

せっかく晴れたと思ったら、
また雨模様の今日この頃。
いかがお過ごしでしょうか。(*^-^*)

幼稚園のアルバイトが始まったら、
とたんに夜は眠い、朝はボンヤリ状態……(;'∀')

そのあいまにバタバタと
暑くて行きそびれていた美術展などに
出かけたりしておりました。

上の写真は、あいちトリエンナーレ
「虹のキャラバンサライ」
愛知県文化センター会場の展示。
会期はあと1カ月足らずになりました。
まだまだ名古屋市美術館や岡崎の展示会場を
まわらなくっちゃ……(;'∀')
週末は、オアシス21会場での、
アートパフォーマンスを立ち見しました。(*^-^*)

そして、名古屋市博物館での「世界遺産 ポンペイの壁画展」
を、会期末ぎりぎりにようやく見学。
ポンペイの滅んだ日が、自分の誕生日の日付と同じで、
かるくショック……(;'∀')
室内壁画の神さま達やお花や小鳥がステキなだけに、
なんだか他人事と思えず、身につまされる感じ……
いつの世も、自然災害の威力はすさまじく、
人の営みはいとおしいです。
メメント モリ……(´;ω;`)ウッ…

大一美術館で、のんびり
「陶芸家としてのエミール ガレ展」を鑑賞。
アールヌーヴォーの巨匠。
色とりどりの豪華な陶器の作品たち。
あれ高そうだな、割れちゃったら大変だな~
デコボコいっぱいでホコリ掃除が大変そうだな~
などと
世俗な感想ばかりが胸に去来…(;'∀')

そして、
ひさしぶりに童話原稿をちょこちょこ
手直し……あかん、時間がさらさら砂時計。
あう、もう幼稚園バイトに
出かける支度をしないと……(汗)
という感じで、日々が過ぎていきまする。
メメント モリ……(*^-^*)の言葉は、
いまをいきる、とか
いまをたいせつに、という
ポンペイ人からのメッセージでしょうか……?




 

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TITLE: -LOVE & PEACE-

CATEGORY: 徒然記 DATE: 09/25/2016 13:37:05


秋分の日に、
息子の高校の文化祭に
夫と出かけました。
もう3年生なので、今年が最後……

本降りの雨の中、
野外ステージでダンスする子達や、
雨だれがドバーッと落ちるテントで受付をする子達。
なんというか、セイシュンってやつ……(*^-^*)

3年生は、体育館での発表でした。濡れずにすんだ……
テーマは、演劇またはパフォーマンス。

息子たちのクラスは、
「光と音の人間パフォーマンス -LOVE & PEACE-」
ペンキを使ったライブペインティングと、
ポリバケツを打ち鳴らす太鼓隊と、
ちょっと不思議な「LEDダンス」との、
約30分の全員参加型パフォーマンス。

大きな白い模造紙パネルに、
お手々ペンキ隊が、七色の虹を
手形でペタペタ押して、会場の拍手をもらい、
刷毛塗りペンキ隊が、さらにくっきり虹を描き、
大きな白い切り紙のハトやお花を飾りつけた上から、
さっそうと登場した半裸のボーイが、
達筆で「絆」と大書し、会場から拍手。
照明が消えると、蛍光ペンキの鳥の姿と「絆」の文字が、
暗闇にボ~ッと浮かび、おお~っとドヨメキ。

太鼓隊の、軽快なパーカッションで拍手をもらい、
その間にペンキ隊がせっせと片付けた舞台の上に、
忍者みたいな黒子さん達が5人ほど、ゆらゆらと登場……

照明が再び落ちると、
暗闇に、まるで宇宙服をかたどるような、LEDライト。
LEDライトの衣装?をまとっての、
ゆらゆらダンス。
赤や青の光が、灯ったり消えたり。
未来感、透明感、とても不思議な存在感。

光と闇、色と音とのパフォーマンスに、
会場からは大きな拍手。(*^-^*)

次のクラスが控えるタイムスケジュール、
あたふたお片付けする中に、
息子の姿もありました。
可愛い女の子に指示されつつ、
ひょこひょこ舞台の上を走り回っていた息子……
赤ペンキの刷毛塗り担当でしたね。

ぶっつけ本番でどうなるかわからない、
と言っていたわりには、
皆でがんばっている姿が印象的でした。
なにはともあれ、
無事に終わって、よかったよかった……(*^-^*)

ひょっとして、
パフォーマンス部門の
学年最優秀賞をとれるんじゃないか、
と一瞬クラスの期待が高まったそうですが、
残念ながら、1学期から熱心に練習していた
商業科クラスの太鼓パフォーマンスに栄冠が……(;^_^A

惜しかったね……(*^-^*)
でも、
よく頑張りましたデス!

なんだか親バカなブログなのですが、
「携帯電話の電源はお切りください」
という指示で、
せっかくの舞台の写真が
1枚もとれませんでした。(ノД`)・゜・。

せめてもの記憶のよすがに
書きとめましたデス……




 

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TITLE: 弥生×縄文ハーフなソース顔の場合

CATEGORY: (考察) ヤマトタケル DATE: 09/16/2016 14:03:28


もう完全に妄想なのですが、
ヤマトタケルは、
後のヤマト朝廷文化のなかでは異端だったけれども、
それ以前の先住の民の習俗的には、
ひろく認可されていた犠牲王の面影を
宿した英雄像だったのではないか、と……(;'∀')

絵づらで考えた場合には、
みずらを結った弥生顔の一面と、
縄文ハーフっぽいソース顔の一面と、
両方のルックスが想定できるのではないか、と?

ああ、幼稚園バイトの時間が
刻一刻と……( ノД`)



 

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TITLE: 王子の謎めく素顔

CATEGORY: (考察) ヤマトタケル DATE: 09/16/2016 01:17:25


兄上?とっくに丸めてポイだぜ!




なんでオレ化粧……('◇')ゞ




まあこんな感じ?


みたいなキャラ?……(;'∀')



 

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TITLE: 塗ってみました。(;'∀')

CATEGORY: (考察) ヤマトタケル DATE: 09/15/2016 13:04:43


女装の美形設定というものが、
古代においても、
現代においても、
英雄の少年時代の姿として
根強く支持されているのだろうか、
という気づきをもって、
色塗りしてみました……('◇')ゞ

すみません、下手でウンコちゃんです……(;'∀')
考察しようとアレコレ思いめぐらせつつ、
無心に色塗りしていましたら、
幼稚園バイトに旅立つ時間が、
刻一刻せまって参りました……(;'∀')

あ~何をやっているんだろ自分……orz

ヤマトタケル、テーマ大きすぎるんだな……(;'∀')
考察するなら、吹雪士郎くんぐらいが丁度いいス……orz




 

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TITLE: 犠牲王の面影(1)

CATEGORY: (考察) ヤマトタケル DATE: 09/14/2016 11:43:04


ヤマトタケル神話の中で、
幾つか古代の祭祀の面影を残しているのでは、
と感じられるエピソードがあるので、
それを書き留めておきたい。


1、オオウスとオウス

ヤマトタケルは、少年の頃オウスノミコトと呼ばれ、
兄の名は、オオウスノミコトだった。
父の景行天皇から
「朝餉に参内しない兄を諭すように」と指示されると、
オウスはオオウスの手足をもいで、
むしろにくるむと厠に転がし放り込んでしまう。
景行天皇は、乱暴なオウスに恐れをなして、
クマソ征伐の旅へと追いやった。
それが古事記に語られるヤマトタケルの姿だ。

ここで描かれる兄王子殺しには、
フレイザーの「金枝篇」で述べられていた
古代の呪術的祭祀の面影がある。

(金枝篇については、下記サイトさんが読みやすい)


交代にあたり、
弟(新王)によって手足をもがれ、
むしろにくるまれた兄の姿は、
古代欧州に伝わる穀物霊、
犠牲王のイメージを彷彿とさせる。


2、女装

クマソ征伐に旅立ったオウスノミコトは、
計略を用い(女装して宴にまぎれ、酔ったクマソタケル兄弟を刺殺)、
景行天皇の刺客としての使命を果たした。
なんというハニートラップ……(;'∀')
問われて「ヤマトオグナ(ヤマトの少年)」と答え、
瀕死のクマソ兄弟から「これからはタケルと名乗れ」と、
彼らの名を受け継ぐ。
で、その名も高き「ヤマトタケル」の誕生。

この流れからすると、
クマソと呼ばれた人々と、
ヤマトタケルは近しい位置にいて、
クマソの身内ながらヤマト朝廷側に寝返った的なイメージを
抱くのだけれども……
襲名までして、まるで王殺し&新王の誕生の場面のようだ。

このときヤマトタケルが女装に使った衣装は、
伊勢の巫女である叔母のヤマトヒメから授かった、とされる。
女装もまた、古代の神官的ではある。

さらには、イズモタケルを討った方法は、クマソのとき同様に
木製の刀と真剣とを交換して手合わせする、という
「だまし討ち」として描かれる。
たやすくだませる程に相手の信頼・親愛を得られる
ヤマトタケルという人物は、よほどの
優男だったのかしらん……(;'∀')

古事記全般を読んでみると「身内の裏切り」がとても多い。
少年の女装、計略による王権交代、
伊勢の巫女の援助……
なかでもヤマトタケルの物語には、
神話的でもあり、政治的でもあるエピソードが並ぶ。

そういえば、北欧神話の雷神トールも女装している。
知略に長けたロキの入れ知恵によって、
金星女神フレイヤの身代わりとして、
宿敵である巨人族に花嫁姿で近づいたのだった。

ヤマトタケルが祀られている
愛知県の熱田神宮には、
「熱田大神(クサナギノツルギ)の化身した楊貴妃が、
玄宗皇帝に日本侵略を思いとどまらせた」
という伝説が残る。

剣(軍神)も美女も、どちらもが金星神の面影であった。
金星の神は、新しい日の出を導き、平安の日没にも現れる。
ときに少女に化身し、ときに武勇でもって
ヤマト朝廷の王権を拡大していった
ヤマトタケルには、
古代の金星神の面影がいくえにも宿っている。







そして以下、何点か、ヤマトタケルの物語の特徴を
考えようと思ったのだけれども、
一回分のブログではまとめきれない気がする……(;'∀')
後日、何度かに分けて考え続けていきたい……


3、水葬

穀物霊

オトタチバナヒメ
タケイナダネ

4、野焼き

焼き畑
火伏せ

5、タブー

月の穢れ
剣を置いていく(もともとは熱田の剣?)
神の名を明かして馬鹿にする

6、死と再生

白鳥と雪山

7、仲哀天皇は、西の国をイメージできなかった
その父のヤマトタケルは、土着の英雄?







 

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TITLE: ヤマトタケルの迷宮

CATEGORY: (考察) ヤマトタケル DATE: 09/02/2016 18:54:33


ここのところ、迷宮にはまっている。

おぼろげにイメージは浮かぶけれど、
それを言葉で考えようとすると
もつれた糸玉状態に……(;'∀')

こんがらがってる要素を並べると、
その1として、
熱田神宮
村雲町
石仏町
金山
尾頭(古称うとう)
内々神社(うつつじんじゃ)
といった地名・スポットの類……
ヤマトタケル伝説に近しい地名が
色々……尾張地方にありますね。(;'∀')
そして剣にまつわる伝説。
中世には尾張鍛冶の発祥の地として栄え、
刀のツバを熱田神宮に奉納していた「金山」の地。
聖徳太子の使者の皇子が、山賊に殺されたという
不穏な言い伝えが残る「石仏」の地。
ヤマトとは和して同ぜずの気配も漂う、古代の尾張。

それから、かなり飛躍するけど
「ウトゥ」って、メソポタミアの太陽神。
前から気になっていたけれど、
ウツクシイとかウツツとか
ウツシヨ、ウツスなどの言葉、
宇都宮(ウツノミヤ)といった地名、
はるか古代に大陸から伝播していた
太陽神「ウトゥ」の名残りだったりして……
宇都宮市の周辺(鹿沼市)にある
古峯神社は、ヤマトタケルが祀られ、
コブガハラ様とも呼ばれる。
メソポタミアの太陽の男神ウトゥは、古来は
蜘蛛の3姉妹の女神だったともいう。
(運命の織姫の3姉妹っぽかったのかしらん)
コブは、九州地方では蜘蛛(クモ)の古名。
太陽神「ウトゥ」を想起させる地名とクモ、
ヤマトタケル伝説がなぜかセットになる。
「アメノムラクモノツルギ」を想起させる名古屋の村雲町。
「クモ」の語が含まれる。
熱田神宮のそばに残る地名「尾頭」の古称は「うとう」。
尾張の一宮市の「内々(うつつ)神社」は、
ヤマトタケルが義兄弟の
タケイナダネの水死を悲しんで創建したという。
日本列島には古来、
太陽神「ウトゥ」への信仰が伝播しており、
その後に別の太陽信仰が上書きされたのではないか、
ヤマトタケル伝説はその神々の狭間にあるのでは?
という、妄想……(;'∀')
ヤマトタケルの父である景行天皇には、
「九州へ遠征して土蜘蛛の一族を討った」
という伝説が残る。



その2として、
道教を信仰していた天武天皇、
その後代に編纂された古事記・日本書記、
それら朝廷文書に記録された
景行天皇
ヤマトタケル
タケイナダネ
ミヤズヒメ
といった神話伝説のヒーロー・ヒロイン……
どこかしら、大陸由来の英雄伝説を想起させる。
なんとなく、ヤマトタケル=軍神である明けの星・金星神(白鳥シンボル)とか
タケイナダネ=豊穣神・死んで水に漂い、木に流れ着く太陽神オシリス
ミヤズヒメ=断夫山古墳など「永遠の乙女で母なるイシス」や月神アルテミス
なんというか、異国っぽい。
土くさくない。
地名の由来譚や、タブーを伴う登場人物の行為、呪術的な展開などの
描き方が、どこかしら上から目線で理屈っぽい。
まるでエジプトの古来よりの農民の信仰を語りつつも、
その生活を軽蔑し、より象徴的な秘儀を礼賛し、知性や理性を説く
ギリシア神官プルタルコスみたいだ。そんな目線……
エジプトの神「オシリスとイシスの秘儀」を記した紀元1世紀のギリシア人。

秘儀宗教は、紀元前3世紀から紀元3世紀頃まで、
ギリシア・ローマ・エジプト・地中海世界で大流行した。
星座・恒星・黄道・惑星などへの信仰も含んでいた。
死と再生に関する密儀を伝えていた。
中国大陸では、たぶん道教・陰陽道などの形で隆盛した。
7世紀の日本で、天武天皇は、道教の影響を強く受けた。
その時代以降の権力者の遺跡には、たとえば
キトラ古墳の天井に天文図の壁画が残されている。

3世紀以降、ローマでキリスト教が国教となり、
絶大な権力をもって異教を排斥した。
その圧力を逃れた地中海文明の継承者たちが、
シルクロードを通って中国へ移ってきても不思議ではない。
彼らの密儀宗教の流れが、やがて日本に
最先端の知識として影響を与えたとしたらどうだろう。
ヤマトタケル伝説は、土着の呪術的な信仰を
異国の密儀宗教や神話の色彩で塗り直した、そんな文学だとしたら?

天武天皇より後の時代に編纂された
「古事記」において、
ヤマトタケルは、蛮族の英雄の面影を残しつつ、
朝廷に従う悲しみを背負っている。
物語としては綺麗に「悲劇の英雄」でまとまっている。
ときには抵抗勢力だった、先住する人々の土着の信仰を
ヤマトタケル伝説で
綺麗にまとめて丸めてぶっちぎった感じ……?(;'∀')



その3として、
古事記の物語中の
天皇や豪族の名前が
帯日子(タラシヒコ)
ってのを眺めていたら、
なぜかうっかり
「黄道帯の太陽の子」って
読めてしまった……
ヤマトタケルの父王の景行天皇は、
古事記では、
「大帯日子淤斯呂和氣(オオタラシヒコオシロワケ)」と
その名を記されているのだけれども、
大きな黄道の太陽の子のオシリス(ウシル)の分霊、
ってうっかり目の錯覚で
読めてしまった……妄想も極まれり。(;'∀')

下記はウィキペディアの「景行天皇」についての
記述より。


景行天皇(けいこうてんのう、垂仁天皇17年 - 景行天皇60年11月7日)は、『古事記』『日本書紀』に記される第12代天皇(在位:景行天皇元年7月11日 - 同60年11月7日)。和風諡号大足彦忍代別天皇(おおたらしひこおしろわけのすめらみこと)・大帯日子淤斯呂和氣天皇(古事記)。常陸風土記には大足日足天皇。播磨風土記には大帯日子天皇、大帯日古天皇、大帯比古天皇。日本武尊(やまとたけるのみこと)の父。
「タラシヒコ」という称号は12代景行・13代成務・14代仲哀の3天皇が持ち、時代が下って7世紀前半に在位したことが確実な34代舒明・35代皇極(37代斉明)の両天皇も同じ称号をもつことから、タラシヒコの称号は7世紀前半のものであるとして、12,13,14代の称号は後世の造作と考える説があり、景行天皇の実在性には疑問が出されている。記紀の記事は多くが日本武尊(やまとたける)の物語で占められ、残るのは帝紀部分のみになり史実性には疑いが持たれるものの、実在を仮定すれば、その年代は4世紀前半かと考えられている。


景行天皇の「景」って、
そういえば「景教」を連想させる。
「景教」とは、
ネストリウス派のキリスト教のことで、
やっぱりローマのキリスト教から異端として
排斥された一派。もしかして、
だから中国にまで信徒が移住してきたのかな……(;^_^

キリスト教に排斥された
ヘレニズム世界の知識の体系は、
黄道12宮を用いたホロスコープや、
月・太陽や惑星の暦などに基づき、
天上と地上とが照応する世界観を持っていた。
なかでも太陽は重要視された。
黄道とは、太陽の通り道。
黄道帯は、獣帯とも呼ばれ12宮に分割されて、
中国では、十干十二支の暦・世界観へとアレンジされた。

景行天皇の
「大帯日子淤斯呂和氣天皇(古事記)」という和名、
「帯」を「黄道帯」とみなす記事はないものかと、
ネットで検索したら、
下記のホームページが見つかった。
膨大な内容……(;'∀')
パーリ語(サンスクリット語の庶民版)と
漢字と
英語的ニュアンスとでもって、
日本語の由来を考察している。

そして、タラシ(帯、足)は、
獣帯・星の運行をあらわす表現だと指摘。

同じことを考える方がいらっしゃってうれしい。(*^-^*)
(でも、あまりに膨大な内容なので、
少しずつ読んで参考にしてみたいです…)



北山嘉 氏
「日本書記および万葉集と南方仏教経典との比較研究」






 

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