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ファンタジーや神話、子どもの本について等、

のんびり書き記したブログのアーカイブです。

 

月曜から日曜まで、『日常』は、太陽系の7惑星。

そのはざまに浮かぶ、『矮惑星』のような、

夢見がちな時間の記録として。

 

 

ホームページ「黎明のほのかな翼」

 

も、どうぞよろしく☆

 

 

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MONTHLY: 2015/04

 

 

TITLE: 福の歌

CATEGORY: シノブくん雑記 DATE: 04/19/2015 00:59:04





折に触れ、震災前に住んでいた福島市がなつかしくなります。

ふと、ave(エイブ)さんの「福の歌」を聞きたくなりました。
aveさんは、震災前からずっと福島をテーマに歌っていらした
素敵なアーティストさんです。

福島市に住んでいたとき、近所のコンビニに早朝でかけたら
aveさんがレジの店員をしていて、驚いたことがあります。

そして、知り合いのお嬢さまのピアノコンサートに出かけたら、
知り合いの知り合いがaveさん、

紹介して頂いて、思わず「福の歌のCDもってます」と
隠れファンっぷりを告白・・・

以来、朝方コンビニに出かけるとaveさんに御挨拶~
「おはようございま~す」

ローカルでささやかな幸せタイムでありました・・・
まさか、あの素朴でやさしい「福の歌」が、
震災後にまったくニュアンスを変えた
ふくしま応援ソングになるとは思ってもみませんでした。

そういえば、youtubeのコメント欄に、
aveさんの新作CDについて書かれていたので気になります。


「オモカゲ山のシノブくん」という物語を
現在進行形で、とてもゆっくり書いているのですが、
主人公のシノブくんのモデルは、
当初ひそかにaveさんだったりしました。

福島がどうこうってことでのモデルではなく、
その風貌、歌声をイメージしてのモデルです。

こんなことを思い出して書けるほどには、
シノブくんのキャラクターが、いろいろ自由になってきたのかな・・・

お話を書き進めていくうちに、
aveさんよりは、だいぶ線の細いお兄さんになってきました。

シノブくんのお話、書きたいな・・・




 

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TITLE: 手明かり

CATEGORY: 徒然記 DATE: 04/17/2015 13:08:00



自室のバス&洗面台&WCの照明スイッチが、ふいに故障
築40年ほどの中古マンションなのでマメに故障します……
昨年末はエアコン、その前は浴室換気扇……
至急また修理依頼して、浴室の照明スイッチは無事に直りました。
電灯がつくと、わぁ明るい!
わずか一昼夜でしたが、照明がない不便さを実感しました。

で、一晩どうしたかというと夫のランタンを借りました。
なぜ夫がランタンを常備しているかといえば、
レンタルのコンテナ庫に本を探しに行くためです。
この春休みには、
簡易な組み立て式の書棚を購入してコンテナ庫まで運び、
段ボールの山状態だった本を整理して並べました。
自室マンションの居住スペースに、
たくさんの本を置いておくより、震災時などには安全かも。

コンテナ庫の中が書庫。手明かりと本の山。
どこかの魔法使いのような生活……かなぁ。

ちょうど一年前の今頃は、
福島市の自宅を売る手続きのために、
慌ただしく過ごしていました。
息子の高校入学も重なって、
ほんとにバタバタしていました。

さらに思い返せば、
四年前の震災直後は、電気・ガス・水道、すべてストップしたっけ・・・

ヾ(^_^;
あの頃の非日常感に比べると、
借り暮らしマンションの照明スイッチの故障なんて、平和なものです……
東海地震や南海地震も、いつかは来るといいます。
いつまで静かな毎日が続くのか……ずっと続くといいなぁ。(*'o'*)
なんて小さく祈ってます。




 

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TITLE: ホームページに、詩と童話をまとめました。

CATEGORY: メルヘン雑記 DATE: 04/14/2015 18:24:43




ブログに載せている詩と童話を、上記のページにまとめてみました。

もしお気が向きましたら、どうぞ御高覧くださいませ。

 

 

 

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TITLE: らーめん専門店 唐変木

CATEGORY: 徒然記 DATE: 04/11/2015 12:41:51




「らーめん専門店 唐変木」をたずねました。開店20周年を迎えたお祝いです。小・中学校時代の同級生が、旦那さまと営むお店なのです。
中学校の担任だった先生と同級生5人、の6人連れでカウンターに並んで、美味しいラーメンを頂きました。ほっこり・・・(^ ^)

「らーめん専門店 唐変木」
名古屋市北区辻町2丁目の住宅街にあるお店です。20周年を迎えるこだわりの味、ぬくもり感があふれてます。お近くの方はどうぞ・・・
いっぺんいってみやぁ。(^ ^)





 

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TITLE: 絵本「ほげちゃん」

CATEGORY: 読書メモ DATE: 04/09/2015 12:15:40


絵本「ほげちゃん」

 作者 / やぎたみこ
 発行 / 偕成社 ( 2011年6月1刷 2011年12月5刷 )


 預かり保育の幼稚園バイトで、
昨年度の読み聞かせ人気ナンバーワン絵本でした。
 年中組の女の子が、お迎え間際のわずかな時間に
「あ、かわいい。これ読んで~!」
と、本棚から見つけてきました。
たしかに、とぼけた感じがかわいい表紙です。
 私自身、内容をまったく知らないで、
なりゆきのままに読み聞かせ開始・・・
 集まってきた子ども達、数人。

 なかよし家族に、ある日なかま入りしたぬいぐるみの「ほげちゃん」。
 みんなにかわいがられて家族の人気者に・・・
 でも、家族がそろっておでかけした日、
ふいに「ほげちゃん」がすっくと立ち上がり、
やりたい放題、言いたい放題、大暴れ・・・

 ほのぼのとした作風からは予測のつかなかったワイルド展開!
 私自身ひきこまれたのですが、読み聞かせながらふと前をみると、
キラキラ光る子ども達の瞳、瞳、瞳・・・

 読み終わると、いっせいに
「もう一回、読んで!」
のリクエスト。で、再読するとまた
「もう一回!」

 一回めの読み聞かせでは、しん、と固唾をのむように聞いていた子ども達。
 三回めあたりでは、もう爆笑の渦・・・
 その日以降の預かり保育では、「ほげちゃん」「ほげちゃん・・・」と
幸せの呪文のようにうっとりつぶやく子ども達の姿。
「ほげちゃんブーム」が続いたのでした。

 大暴れする「ほげちゃん」の姿は、
日頃の子ども達のうっぷんを晴らしてくれ、
やさしい結末もあいまって、心地よい共感を誘うのでしょう・・・
 「母の会 寄贈図書」というスタンプが押してありましたので、
どこかの卒園児のおうちでも、大人気だったのですね。

 今年度の預かり保育では、子ども達といっしょに、
どんな本に出会えるでしょう。
 とても楽しみです。

 

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TITLE: 新年度はじまり、はじまり~(^ ^)

CATEGORY: 徒然記 DATE: 04/08/2015 01:47:08



新年度です、幼稚園バイトが始まりました。
昨日は、年少組さんの入園式。
今日は、年中・年長組さんの始業式。
また新しい四季がめぐってきました。

この春休みに、ブログをやっとのこと整理しました。
3.11震災の直後は、自分を取り戻すたいせつな場所だったブログ。でも、
ジオログ閉鎖とヤフーブログへの移転で、手つかずのままの放置ブログに。

昨年暮れに自分用のパソコンを買ってから、
ホームページの起ち上げと、ブログの整理が課題になっていました・・・

震災後からこれまでの、
携帯電話からフェイスブックに投稿し続けた写真・記事や、
携帯電話からジオログに断続的に書いてきた、創作ファンタジーや詩の整理。
けっこう手間取りました・・・が、
なんとか仕分けて、ホームページ「黎明のほのかな翼」と
新しいヤフーブログ「こちら、ドワーフ・プラネット」が出来ました。
自分用にパソコン買ってよかった・・・

3.11震災から、4年めの春。
いろいろ整理しながら、新しいお話を書き続けていきたいな・・・



 

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TITLE: 残響

CATEGORY: ポエム&童話 DATE: 04/06/2015 23:26:37




見知らぬ森、続く空
晴れぬ雲の壁、白紙のページに閉じ込められ

私は、たくさんの忘れ物を
指のすきまからこぼしてきた

前のページに戻ってさがすのは、やめておく
風にさらわれたページが、次から次へと羽ばたく

お終いまでめくり終え、風は、ほころびた本を旅立った
すべてを知っているだろうに、なんの重荷も持たず、風は旅する

昨日の私は、今日の私ではない
明日の私は、今日の私ではない

子ども達は、まっさらなページを始めから旅する
さぁまだ見ぬ物語を、さがしに出かけよう

エメラルドの波のゆりかご、化石の竪琴が閉じ込めた歌をさがしに


    (ポール・ヴァレリー「海辺の墓地」の残響……2013.12.25)



 

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TITLE: ごあいさつ

CATEGORY: ポエム&童話 DATE: 04/05/2015 11:59:32


月夜の野原の道化師は、
実った穂を手に持ち、
さぁこれから飛んだり跳ねたり踊りますよ。

豆の色した縫い目のない僕の服、
この緑はあの世の色だと誰かが言いましたけど、
へぇ?そんなの僕は知らないな。

僕の体は、鳥の羽根みたいに軽いです。
カラスみたいに黒い羽根か、それとも幸せの青い鳥の羽根なのか、
僕の踊りに意味があるのか、そんなのちっともわかりません。

ここがどこかなんて知らなくていい、
朝日を見るまで僕は踊り、日が昇ったら眠ります
ちょっと奇妙なのが大切で、
何かわからない気配がそよぐ、
誰かが草むらを振り返ったら、それが僕……




 

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TITLE: ヤマトタケルと白鳥

CATEGORY: (考察) ヤマトタケル DATE: 04/01/2015 11:31:27



古事記のヤマトタケルは、その死後、白鳥となって墓陵から飛び去ったという。
日本では、白鳥は冬に飛来し、春に飛び去る。

ヤマトタケルは、伊吹山の山神の降らせた雹にうたれて病み傷つき、死に至った。
山神は、白い蛇とも白い猪とも伝えられるが、凍てつく冬の象徴だろうか。

世界各地の神話では、白鳥は春の使者だったり、美と豊饒の女神のシンボル、あるいは豊饒の雷神の化身だったりする。

ヤマトタケルは、尾張の地の妃ミヤズヒメに「たかひかる日のみこ」つまり太陽の王子と詠われ、呼びかけられている。対になるミヤズヒメは、夜の美しい月を象徴としているのだろうか。

クサナギノツルギの巫女であり、月のさわりのある日に太陽の子と結婚した(一夜妻であり子どもはいない)、というミヤズヒメの神話の描かれ方は、太陽神の双子で、弓を携えた乙女でもある月神アルテミスを、どこか彷彿とさせもする。

ヤマトタケルは、霊験あらたかなクサナギノツルギをミヤズヒメのもとに残し、白い野生の神の雹に、命を落とす。が、白鳥として墓陵から飛び立つ。
冬に敗れて死に、春によみがえる太陽の子、光の神であり、
豊饒の女神からの助力を受けて輝かしい英雄へと成長するが、やがて滅びる人の子でもある、というヤマトタケルの姿。
こうした英雄像は、
枝葉をそぎ落として物語の骨格だけを考えれば、
たとえば遠く、ギリシア神話のヘラクレスや北欧神話のバルドルにもどこか似ている。

渡来の普遍的な英雄譚を下敷きに、和風にアレンジして描かれたのか。
あるいは、日本列島の各地で、
古来より信仰されてきた天地創造にまでかかわる野性的な英雄像を
アレンジして描かれたのか。
知るすべもないが、さりげなく描写されるヤマトタケル物語には、
神話の要素として、様々な面がからまり、面白い。

海を越えて飛ぶ白鳥は、どのようにして春を知り、進路を知るのだろう。
神話の昔から、営々と空を渡り続ける、その翼に聞いてみたいものだ。

人の世では、その翼に様々な神話が託されてきたけれど、
もっとも素朴な原初の物語は、
どのように、誰に語られたのか、どんな言葉で・・・と。

 

 

 

 

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