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ファンタジーや神話、子どもの本について等、

のんびり書き記したブログのアーカイブです。

 

月曜から日曜まで、『日常』は、太陽系の7惑星。

そのはざまに浮かぶ、『矮惑星』のような、

夢見がちな時間の記録として。

 

 

ホームページ「黎明のほのかな翼」

 

も、どうぞよろしく☆

 

 

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MONTHLY: 2015/05

 

 

TITLE: 神話雑記・INDEX

CATEGORY: 神話雑記 DATE: 05/31/2015 01:04:54
ホームページに、「神話雑記・INDEX」をUPしました。
フェイスブックで少しずつ書いていた雑記です。
もしお時間ありましたら、どうぞ御笑覧くださいませ。





 

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TITLE: 撞木館(しゅもくかん)の台所

CATEGORY: シノブくん雑記 DATE: 05/25/2015 12:10:02



名古屋市東区にある近代建築「撞木館(しゅもくかん)」の台所です。
シノブくんとイスルギさんが暮らしている「シノブの宮」の
「くりや」の佇まいは、きっとこんな感じだろうなと思いながら
写真を撮りました。
お話がすぐ中断しちゃって、へたれ放題。...
が、別に急ぐ理由もとくにないので、のんびり。
忘れているわけではなくて、いつも考えちゃいるんですが・・・
万年スランプ・・・うう。



 

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TITLE: UNISON SQUARE GARDEN 「スカースデイル」

CATEGORY: アニメ・まんが雑記 DATE: 05/25/2015 01:00:53

UNISON SQUARE GARDEN 「スカースデイル」


ここ半年以上、このバンドのロックを流しっ放しで聴きながら、
幼稚園バイトに出かける支度をしてます。
励まされて元気が出る感じの、とても心地よいサウンド&歌声です。
いくら聴いても飽きない音と声。
色々な曲調に挑戦し、どれも良質で新鮮な音楽。

とても好ましいし、ゆだねて聴ける感じ・・・で、ふと
レンタルCD屋さんで見つからない曲目を、youtubeで聴いてみたら、
プロモーションビデオが、ツボに直球・・・
ねぇこれ、仮面ライダーブレイド映画「ミッシングエース」の
始さんと天音ちゃんだと思って観ていいですか?激似でしょ・・・

とうとうアマゾンでCDを注文しました。
ファンになりかかってます。
ほとんど・・・もうすっかり、
このバンドのファンかもしれません (^^♪



 

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TITLE: 「三日月の丘」 (初音ミク) 加賀谷玲

CATEGORY: メルヘン雑記 DATE: 05/24/2015 09:49:39


加賀谷玲さんの初音ミク曲、CGイラストの雰囲気が、とても素敵!



 

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TITLE: 星めぐりの歌 (初音ミクバージョン)加賀谷玲

CATEGORY: メルヘン雑記 DATE: 05/24/2015 01:55:18


宮沢賢治「星めぐりの歌」を、
プラネタリウム用に美しく編曲した加賀谷玲さん。
その透明な電子サウンドには、
以前から魅了されていたのですが、
たまたま検索して聴いてみた「初音ミクバージョン」、
よくよく記載をみたら、
なんと加賀谷玲さんご自身による編曲でした。
プロのアーティストさんが、
こんな場所(youtube)で、楽曲をひっそり公開中・・・
なんだか悪戯っ子みたい・・・?
ますますファンになりそう。




 

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TITLE: 初音ミクのバッハ平均律2-9番 BWV878よりフーガ
(youtube より)

CATEGORY: メルヘン雑記 DATE: 05/22/2015 11:25:42

youtubeで、心地よい初音ミクちゃん版バッハを見つけました (^^♪
天使のイラスト連作も、とても素敵です。


 

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TITLE: 月あかり (1)

CATEGORY: 創作「オモカゲ山のシノブくん」 DATE: 05/07/2015 12:27:24

 

 

 ススキの穂が、夕空におじぎをしている。
 ふさふさした銀の穂波は、わたしのシッポにすこしにている。
「今夜のお月見にかざるから」
 そうシノブくんにたのまれて、わたしは、「シノブの宮」のうらての草むらまで、おいしげるススキの穂をとりにきた。
 カミソリのようなススキの葉は、魔をはらう力をもつという。
 するどい葉で指を傷つけぬよう気をつけながら、はらりと手におちかかる穂を、いく本かかりとって、たばねた。
 赤トンボがついついと目の前をよこぎり、すきとおった風が、手にしたススキの穂をゆらしていく。
「十五夜お月さん……まんまるの月」
 夕やけ雲にすいこまれていく、赤トンボ。
 うたいながら、トンボのゆくえを目でおいかけた。
 今夜、山のお客さんがあつまって作るのは、どんなごちそうだろう。
 うきたつ気持ちで、ふと足もとを見ると、ちいさなムカデがはいだしてきた。
 黒光りする体のふちで赤い数えきれない足が、すべるように波うつ。
「あっ」
 とびのきながら、手にしたススキの束で足もとをはらうと、ちいさなムカデは糸でひかれるように身をくねらせ、草むらに消えていった。

 シノブくんのお宮にもどると、井戸水をみたした大きな陶のつぼに、ススキの束をいけた。
 ススキの銀の穂といっしょに、先日ユズメさんから頂いたばかりの、まだ青い実をつけたユズの枝もかざった。
 ススキと青ユズをいけた器を、戸をあけはなした涼しい板の間に置いて、わたしはホッとひといきついた。
 今夜、山のお客さんたちは、「シノブの宮」境内の広場で火をたき、大きな鍋のごちそうをかこんで、宴をもよおすのだという。
 十五夜の、月の宴……
 たのまれた用事をおえて、「くりや」にようすを見にいくと、シノブくんが、奥の戸棚から、大きな鍋をひっぱりだしているところだった。
「おかえり、イスルギさん」
 シノブくんが両手でかかえているのは、洗濯ダライほどもある鉄の深鍋で、長年つかいこんだ風格なのか、まっ黒くすすけていた。
「この鍋、重いよ……」
 シノブくんがそういって笑い、わたしも笑いかえそうとしたとき。

 ゴォッ、と体の芯にひびく地鳴りがおしよせ、グラリ、とつきあげるように足もとがゆらいだ。
「地震だ、イスルギさん」
 くりやの床が大波のようにゆれ、二本足のバランスをとるのがむずかしい。
 わたしは、一瞬で白い子ギツネの姿に変じた。
 四つ足をふみしめ、なんとか転がらないよう床に立った。が、よろよろする。
 はげしいゆれは、おさまりそうもない。
「イスルギさん、ぼくの肩にきて」
 指示されるままその肩にとびのると、シノブくんは大きな鉄鍋を両手でささえ、すっぽりと頭にかぶって、うずくまった。
 くりやの戸棚からすべりおちた皿や茶わんが、ガンガンと鉄鍋に当たっては、床にこぼれて割れ、白いかけらがあたりに飛び散った。
「大きいな、この地震」
 身をかがめ、しっかりと深鍋をささえながら、シノブくんがつぶやいた。
 シノブくんの肩の上、わたしはぶ厚い鉄の鍋にまもられていた。
 落ちてきた物がぶつかるたび鍋がガツンガツンとふるえるので、わたしはせめても衝撃がやわらぐようにと、シノブくんの頭に自分のシッポをかぶせた。
「ありがとう、イスルギさん」
 くらい大鍋の中で、シノブくんがにっこりするのがわかった。




 

 

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TITLE: 夢のかたみ

CATEGORY: アニメ・まんが雑記 DATE: 05/05/2015 16:34:29



実家の庭に咲いたバラを一輪もらいました。
使わなくなった水筒が、花瓶がわり・・・

なぜか今年は、例年よりもたくさん咲いたそうで、
実家ではバラの当たり年らしいのですが、
飾る場所があまりないので、
一輪だけもらいました。

なかなかに華やかな風情のバラさんですが・・・
雑然とした背景がいまいちですな・・・わはは。

BGMは、「夢のかたみ」です。
アコースティック・ギターの切ない調べに
ときを忘れて、うっとり。
手元には、ミルクティー・・・
もう、天国です、はい。
地味に幸せタイムの、黄金週間・・・

「夢のかたみ」は、
「仮面ライダーブレイド」の映画で流れた
メインテーマなんですが、
これまでレンタルCD屋さんや中古CD屋さんを
いくら探しても見つからなかった
隠れた名曲(自分的に)
なのでした。

それが、この連休にレンタルCD屋さんをたずねたら、
特撮ヒーローの棚に、仮面ライダーブレイドの
ソング集やサウンドトラックが
さりげなく並んでいるじゃありませんか。
うわぁい、ラッキー!
もう、ブレイドの
始さんと剣崎くんの友情物語が
好きで好きで・・・
名曲というウワサの
「someday somewhere」も
合わせて聴いてみましたら、わぁ爽やか。

仮面ライダーブレイドの
「夢のかたみ」のギターサウンドと
紅茶とバラ一輪で
黄金の午後であります、ええ本気で。(^ ^)



 

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TITLE: 大鍋を頭にかぶって

CATEGORY: シノブくん雑記 DATE: 05/04/2015 17:46:52



黄金の連休にやることが、下手なお絵かきってどうなのかな・・・
と思わぬ訳でもないですが、お絵かきしてました。

大鍋を頭にかぶって、肩には白ぎつねちゃんを乗せたシノブくんの図
・・・のつもり。シノブくんのお絵かき、ものすごく久しぶりです。
半年ぶりぐらい・・・

せっかくの自由時間、なかなかお話が書き出せなくて、
状況を思い浮かべようとメモ的なラクガキを始め、
だんだん線をなぞったりしてお絵かきタイムに移行・・・
そんな行動パターンの繰り返し。

娘とお茶のみながら、おしゃべりしながらですので、
あっというまに午後が過ぎてしまいました。(^ ^)



 

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TITLE: あれ、なんですか?

CATEGORY: 徒然記 DATE: 05/03/2015 10:11:46




アルバイト先の幼稚園で、
新年度の預かり保育が始まりました。

年長組の男の子が中心になって、
木の棒(お箸メーカーさんによる切れはし教材)を
段ボールに木工ボンドで貼り付けて、
なにやら形にしています。

預かりの時間は、自由保育なので
子ども達は、自分でみつけた好きな遊びを
思い思いに楽しみます。

木工ボンドの工作も、
毎日それぞれ興味を持った子が
あれこれと形を付け加えていったところ、
アスレチックかテーマパークのようなおもむきに。

お迎えにいらしたお母様がたが、
でん、とテーブルにのった立体物に目をとめ、
「あれ、なんですか?」
と声をかけてくださる場面が増えました。

なりゆきのままに遊ぶ中で、
思いがけないワクワク体験に出会いながら、
子ども達は、大きくなっていきます。
四月がようやく過ぎたばかりですが、
今年度もなかなかテンションが高くなりそうな予感・・・

安全に気をつけて、
無事に夏休みを迎えたいです・・・



 

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TITLE: 静止した蝶

CATEGORY: 徒然記 DATE: 05/02/2015 18:51:56



地下鉄の改札を出て、駅構内の
ガラスとカウンター状の壁面を
横目に歩いていたら・・・

そよりとも動かない羽を
ひろげたままの
アゲハ蝶を見つけました。

約束の時間に追われて
急いでいたのに、
思わず立ち止まって
写真をとってしまいました。

まだ生きてるのかな・・・
でも、全然うごかない・・・

なんだって地下鉄構内に・・・
陽光の中を飛び回る羽でもって
地下への階段をひらひら降りてきた?

地下の冷たいガラスの壁に
羽を預けたまま・・・

なんだか暗示的。ハッと眼をひく
春の羽の、静止した姿。

ポルノ・グラフィティの
「アゲハ蝶」っていう曲が
とても好きなんですが、
ふと、また
聴いてみたくなりました。



 

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TITLE: 虎よ、虎よ!

CATEGORY: 読書メモ DATE: 05/02/2015 17:14:09




「虎よ、虎よ!」

(原題)TIGER! TIGER! (1956)
アルフレッド・ベスター 作
中田耕治 訳
ハヤカワ文庫 SF
1978.1.31 初版発行、1983.10.15 第9刷


有名な傑作SFということで、図書館で借りて読んでみました。

「おれの名前はガリー・フォイル
そして地球はおれの国
無限の宇宙に住んではいるが
やがては死こそわが宿命」

宇宙を漂泊するひとりの男、その脳裏に去来する童謡。
童謡で始まる、壮大な冒険活劇・復讐劇は、
長い緊迫した旅路の果て、
宇宙に漂う男の意識のまにまに、また童謡に回帰します。

「おれの名前はガリー・フォイル
そして地球がおれの国
無限の宇宙に住みなれて
わが赴くは星の群」


この童謡から伺えるとおり、無頼漢の活劇を、
宇宙を舞台に描くSF的なアイデアに満ちた作品です。
翻訳者の文学的センスの恩恵もあいまってか、
活劇の中に硬派な詩情がきらめくような、
絵になるビジョンが散りばめられています。
エンターテイメントでありながら、
文学的な実験作。
終盤は、タイポグラフィの渦巻く
現代詩のような表現を多用しています。

こうした20世紀半ばの海外SFの文学的な実験は、
後に続く日本のSF漫画やアニメの表現にも、
大きな影響を与えたにちがいありません。

たとえば、石ノ森章太郎「サイボーグ009」の
加速装置のアイデアは、
この傑作SFから得られたものだったのでしょうか。
石ノ森章太郎さんのSF漫画が好きで、
若い頃は貸本屋にせっせと通って読んだのですが、
可愛らしい少年少女を主役に据えながらも、
結末が無常感を漂わせていたり、
人類の進化や神について問いかけていたり。
そんな、ときには難解だった石ノ森SFワールドも、
「虎よ、虎よ!」のような実験作が祖型になっていたとすれば、
そうか、と腑に落ちるものがあります。

第一部の冒頭に配された詩の一節が、
「虎よ、虎よ!」という作品タイトルと世界観とに
よく響きあっていると思いました。

「虎よ!虎よ! ぬばたまの
夜の森に燦爛と燃え。
そはいかなる不死の手 はたは眼の
作りしや、汝がゆゆしき均斉を。」
       ウィリアム・ブレイク


たしかウィリアム・ブレイクは、
神話的なヴィジョンを幻視して
挿絵を描いたり詩を書いたりした、
18世紀イギリスの画家だったと記憶・・・SFが、
神話的なビジョンを文学的に発展させた
詩やファンタジーとも似通ったジャンルであることを
垣間見せてくれる海外のSF作品。

以前から「サイボーグ009」SFワールドは、
イギリスの近代詩人イェイツの作品世界と感触が似ている、と
なんとなく思っていたのですが・・・
さらにさかのぼって、ウィリアム・ブレイクの詩的ビジョンが、
海外SFの実験作を通じて、
日本の「漫画の王様・石ノ森章太郎」に
影響を与えていたとしたら、奥が深いです・・・


などなど、長々と書き散らしましたが・・・

アルフレッド・ベスター作「虎よ、虎よ!」の感想
純粋にひとこと、面白かった~!!

図書館の書庫から出してもらった、褐色のページの文庫本。
古びちゃいません、バリバリ現役です・・・

(by 黄金週間の暇人)



 

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