いつも時事問題にはほとんど触れないけれど、
オリンピック・エンブレムについて思うことをメモ書き。
「著作権」について。
結婚したばかりの頃、私は銀行ATMシステムの裏方でした。
自分が担当したシステム部分には設計書に押印。
トラブルが起きたとき、そのパーツの担当者は明確。
けれど、回転の早い職場で、担当者がいつまでも在職中とは限りません。
書式は詳細に定められ、誰が見ても内容がわかることが最重要で、
個人性は一切必要なし。働きバチが均質な六角形の巣をつくるように。
こうしたシステムは、企業のもので、個人の著作物ではありません。
一方、学者の卵の夫は、「論文の資料をどこから得たか」など
仲間内で言い争ったり、一字一句でいつもピリピリ。
論争の電話が新婚家庭にまでかかってきたり、
個人名で文章を発信する仕事の恐ろしさを垣間見る日々。
たとえコップの中の嵐の論争だったとしても、一歩も引けない、引いたら負け。
文系の研究職なら、論文に使う資料や引用元などを詳細に明記しておかなければ、
いつ批判の矢が八方から飛んでくるかわからないことを知りました。
食わせてもらってありがたい。が、私には、夫の住むバトルの世界は耐え難く。
夢見る夢子で、ファンタジー書きまふ。一生フィクションです、絵空事です。
自由です、無料同人誌くばるだけです。道楽です。
でも、イラストでタロットカードのコピーをコラージュして使うときは、
ふちに小さく出典を記載。「フランス版花のタロット、1902年」
いちおうね、タダの同人誌でも載せときます。
よほど好きなカードでもなければ使いません、
めんどくさいから下手な自分のイラスト使います。
お金かからないし、誰の許可もいらず、文句も言われません。
問題は下手でダサい、それだけ。それをアマチュアリズムといいますね。
子どもの本関係のボランティア仲間で、手作りの広報紙を発行していたら、
あるとき図書館から注意されて、
児童書や絵本のイラストをコピーしたり真似て描いたり出来なくなりました。
「著作権法が厳しくなってきたから」という理由。
写真やコピーを載せていいのは本の表紙だけ、中身のページはNGと。
で、広報紙のカットには、無難なスクリーントーンを貼ることになりました。
それが、ここ10年ほどのうちに起こった変化です。
ホームページを作りました。自分の詩や童話や小説を載せます。
「盗作されるぞ」と夫。
「わはは~誰もこないホームページだよ」と私。
ねぇ?作品は誰かに読んでもらったときに命を持つんです、
いや、命をもらうんです。
「読み捨てされる作品を書きなさい」と恩師はいつも言ってました。
懸賞小説に応募しようと欲を出せば、「未発表の作品であること」が条件です。
でも、出版社に持ち込まなければ作品発表できない時代では、もうありません。
ブログを書こうがホームページを作ろうが自由。
よい時代です……あとは、精進できるかの問題。
表現したい者としては、そう思います。
ページのふちっこにコピーライトマークだけは記載してありますが。
で、オリンピック・エンブレムの「著作権問題」。
ボランティアの手書きのイラスト・カットですら「絵本の真似はしないで下さい」と
公共図書館から注意される時代に……
エンブレム・デザイン制作にまつわる一連の方々の意識が
甘かったのではないでしょうか。
プロの仕事として、高額な対価を受け取る場合には、尚更に。
あまりのずさんさに、日本の現代デザインへの夢が、砕け散りそうになりました。
が、色々な人がいます。
無名でも良い仕事をする多くのデザイナーさんの活躍で、
今、街を歩いてもカラフルで楽しいんだと、そう思います。
表現するのは、ただそれだけで楽しいことです。
その上、誰かの役に立てたら、ハッピーです。
そんな当たり前のことを、世相に惑わされて、忘れたくはないナ……
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TITLE: アンデルセン 「パラダイスの園」
CATEGORY: 読書メモ
DATE: 08/29/2015 14:45:59
「この世でおきた出来事は、ひとつ残らず、
ここにあるたくさんのガラス板の上で、生きて動いているのだった。
こんなすてきな絵を灼きつけることができるのは、
時間をおいて他にないだろう。」
「それは、幸福にあふれた、何百万もの人間の顔だった。
みんなわらいながら、歌をうたっていた。
声という声が、みごとに溶けあって、ひとつの旋律をつくりあげていた。」
「広間のまんなかに、かたちのよい枝をたらした大きな木があった。
そして、大きいのから小さいのまで、
大小さまざまな金のリンゴがオレンジそっくりに、
緑の葉のあいだに実っている。
アダムとイヴがその実を食べた、知恵の木というのは、これだったのだ。
どの葉からも、キラキラとかがやく赤い露がしたたっていた。
まるで、木が血の涙を流しているようだ。」
「『では、舟に乗りましょうか』と、妖精は言った。
『ゆらゆらする波の上で、なにかごちそうでもいかがですか。
舟はゆれますけれども、この場所から動くことはありません。
そして、世界の国ぐにが、わたくしたちの目の前を通りすぎていきますわ』」
(アンデルセン童話集 下 アンデルセン作・荒俣宏訳、文春文庫、
2012.7.10第1刷、「パラダイスの園」p.246~p.247より)
「パラダイスの園」を探し求めた王子がたどり着いたのは、
まるでバーチャルリアリティーの「集合知の展覧会場」。
スマホもパソコンも映画もない時代に、
アンデルセンが描いた星の彼方の天上世界は、
ハイテク機器を備えた21世紀の日常風景にどこか似ている。
童話作家に宿る、ヴィジョンの不思議。
たとえば天真爛漫な子ども達が描く夢には、
ときとして未来の光景が先取りされるのかもしれない。
ハリー・クラーク絵 アンデルセン童話集 下 (文春文庫)@amazonJP
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TITLE: 手作りの紙芝居
CATEGORY: 「ふぅのちいさな旅」日記
DATE: 08/27/2015 13:45:38
御近所の乳幼児サロンさんでの、
7・8月「夏の小さなお話会」火曜午前、
計7回も無事終了……ほっとしました。
いろいろ手持ちのネタが少ないので……
乳幼児対象は難しいなぁ。
最終日だった今週は、最後という解放感もあり、
持ちネタ大サービス!
とっておきの手作り紙芝居を持参しました。
なんとなんと、齋藤ナオさんの水彩による連続画。
そう、この手作り紙芝居は、
福島の画家・齋藤ナオさんの作品、
世界に唯一つ、私の宝物なので~す!
大きな画面、原画の温もり感・存在感、
横にズラ~ッとフラミンゴやゾウやキリンが並んでいく展開……
小さい子でも「なんだろ?」と注視してくれ、
後で「紙芝居の絵、もう一度見たいです」と
お声をかけて下さったお母さんもいました。
やったね。何か伝わったかな?
あ~でも読み方。
読み方を……もうちょっと練習しとけばよかったな……
ともあれ、ともかく、7回のスケジュールが無事終わり!ぃやったい!
夏だ!夏休みだ!もう終わりだ!宿題(シノブくん)やってない!!
……あれ?
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TITLE: 青い花
CATEGORY: 読書メモ
DATE: 08/26/2015 17:50:45
夏休み中に読もう、と全体をザ~ッと流し読み。
特に面白いとウワサの、第1部第9章を丁寧めに読んでみた。
「青い花」
(ノヴァーリス作、青山隆夫訳、岩波文庫、1989.8.16第1刷、2007.6.25第15刷発行)
う~む?これは、つまり、こんな理解でいいのでしょうか?
「走れメロス」や「羅生門」が国語の教科書に載っているので、それらを青春文学だと思っていたら、
いきなりアニメや漫画の「魔法騎士レイアース」を提示されました。
気がつくと「少女の夢は広大な宇宙」という、繊細な草食系メガネ講師による
たいそう知的なレクチャーが始まっていて……
文学の単位をとるため受講したら、おや?それは謎めいた「錬心術」の特別講義でした。
ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために。
この世界は美しい。必ず最後に愛は勝つ。予定調和のタペストリー。
よみがえれ古代の詩、出でよ星座と鉱脈にしるされし約束の女神、召喚!
……わお、赤点。文学の単位おとしたわ……あかんですか?やっぱそんな理解じゃ……
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TITLE: ウクレレ体験
CATEGORY: メルヘン雑記
DATE: 08/24/2015 14:28:46
これ、ウクレレの左手の弦の押さえ方です。
昨日の、名古屋市被災者支援センターさんの「お茶っこサロン」ウクレレ体験で、
教えて頂いちゃいました(^^♪
この3種類のコードを覚えれば、童謡の伴奏はかなりカバーできる、と……
ほう、それは素敵。
乳幼児サロンの読み聞かせで、
ロールピアノを持参したこともありましたが、
なんとなくそぐわない……電池やコンセントの心配があるし、
音がデジタルすぎるんです。
タンバリンも、小学生相手にはちょうどいいのですが、
乳幼児対象だと、なんだかガチャガチャ元気がよすぎる違和感?
で、持っていくとしても、音色の優しいトライアングルかカスタネットか鈴。
ところがトライアングルは、
よちよちベビーには、うっかりすると凶器になりかねない。重くて硬いんです。
で、カスタネットと鈴だけだと、なんだか地味……その場でお母さんに渡して、
「お歌と一緒に鳴らしてください」
なんて言ってみたりしますが、こじんまりしちゃう。
こじんまりでも悪くはないけれども……
ウクレレかぁ。あれを使いこなせたら、
読み聞かせのカッコつくかも……って一瞬、妄想。
う~ん、手を広げすぎかな。その前に、
乳幼児の読み聞かせ用の布小物を作るほうが優先課題か……
紙素材だと口に持ってかれたらマズイんで。布素材がいいんだよね……
楽器といえば、初音ミクのソフトって2万円弱なんだ……
へぇ、ほぉ、ソフトだけでミクちゃん歌ってくれるの?
打ち込み用のキーボードって要るのかな?
など、ぐうたら気味に妄想中デス……(^^♪
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TITLE: 子どもの本つれづれ
CATEGORY: メルヘン雑記
DATE: 08/24/2015 12:21:06
8月22日「東海こども文化セミナー2015in名古屋」(愛知こどものとも社主催、於:名古屋市芸術創造センター)に参加しました。
講師は、茂木健一郎氏(脳科学者)、中村柾子氏(元保育園長)、長野ヒデ子氏(絵本作家)。
それぞれのお立場と視点から、子どもと保育とについて熱く語る内容で、おおいに刺激を受けました。
このセミナー、勤め先の幼稚園から申し込んで頂き、主な対象が「保育に関わる先生方」だったのですね。
これまで私が参加してきた「子どもの本関係の催し」は、主に保護者・市民ボランティアの立場からの内容でしたので、少しだけ足場をずらした世界に紛れ込んだ気がしました。
でも、これが今、自分が居る場所なんだ……御一緒に講演会に出かけるプロの先生(職場の上司)。そして園にセミナー参加費を出して頂く、という立場。これ、仕事のうちなのかな……2学期からまた「預かり保育」が待っている。一日ずつ、なんとかがんばろ……2学期は行事が多くて、子ども達が元気。ぐんと成長する頃です。
昭和社協さんの「たまり場プロジェクト」でも、最近は絵本の読み聞かせがテーマに。こちらは、福祉の立場ですので、「シルバーサロンに絵本の読み聞かせを採り入れたらどう?」って流れ。
地域のサロン(たまり場)関係者対象の「読み聞かせ講座&交流会」を、図書館の研修室で開催しよう!ってことに。講師は図書館児童書コーナー司書さん。
「子どもの本関係者」と「地域福祉や介護系の方々」との新たな企画の行方はどうなりますか……おじいちゃん・おばあちゃんの語りや読み聞かせって、味わい深くていいですよね。
そういえば、この「たまり場プロジェクト」つながりで、明日は御近所の乳幼児サロンさんへ、ちょこっと絵本読み聞かせボランティアに出かけます。
福祉も保育も、私にとっては専門に学んだことがない領域。ボランティアだったり、アルバイトだったり。ちょっとふわふわした足元なんですが……市民生活として、回ってきた役割をまじめにこなしていこうと。当面、そんな感じで。
ふっと「福島子どもの本をひろめる会」が懐かしくなります……主婦が集まって自腹を切って勉強して、講演会を開いて冊子や広報紙を発行して、ボランティアで読み聞かせや手遊びわらべうたを実践して……もう~なんで皆さんこんな一生懸命なの?なんてヘタレてましたが、あの日々はもう戻ってこないと知ると、ほんとにほんとに貴重な出会いと学びの場所でした。いまだに会員ですし、広報紙も届きますけど……
わたし、福島市からの震災後の自主避難によって、消えた会員になってしまいました。さみしいっていうか、残念。
ふら~っと遊びに行きたいな「福島子どもの本をひろめる会」。
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TITLE: フランス版 花のタロット
CATEGORY: メルヘン雑記
DATE: 08/20/2015 15:22:59
東京でOLだった頃に、下北沢の雑貨屋さんで購入したカード。
原本は1902年にフランスで発行、パリ国立図書館が保存しているという。
E.HELLEによる植物モチーフ。22枚の大アルカナの象意を、花で表現。
1909年にイギリスで発行された有名な「ライダーウェイト版」よりも古い。
花のタロット、ライダーウェイト版タロットそれぞれの
「1、魔術師」「2、女教皇」
のカードを、並べてみました。
1番の魔術師は「パイオニア的な知恵や創造性」を、
2番の女教皇は「静かな啓示や予感」を、それぞれ表すのだそう。
「0、愚者」から「21、世界」まで、
カード固有の意味付けによって、流れのある物語を構成します。
神秘的・具象的なイギリス版に比べて、
より象徴的でシンプルなデザインの、フランス版「花のタロット」。
ときにちょっと怖いライダーウェイト版と異なり、すべてお花。
さすが、大砲すべてに花を咲かせる天使の童話「緑の指」や
たった一輪のバラを愛する「星の王子さま」を生んだ
フランスらしい、茶目っ気のある作風かも……
カードナンバーそれぞれの象意を知っていれば、花占いが楽しめ、
そうでなくても普通にトランプ遊びで使えます。
お気に入りのカードだけど、大事にしすぎて遊べない……
騎士や姫のファンタジーを書くときに、ぼーっと眺めてたり。
小さくて軽くて、ページを綴じて固定してあるわけでもなく、
並べ方によって無限のイメージが広がる……
カードって、昔から夢をかきたてるツールだったんだろうなぁ。
旅人の荷物に紛れ込んでたりしたら……ロマン。(^ ^)☆彡
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TITLE: 記憶のパズル
CATEGORY: アニメ・まんが雑記
DATE: 08/20/2015 09:53:18
荒木伸吾氏の描いたセル画に、
幼い頃、私は洗脳されたらしい……否、洗礼を受けたらしい。
「アニメ遊戯王・遊戯王デュエルモンスターズ」の
キャラクターデザインは荒木伸吾氏だった。
なるほど道理で……ハマッタわけです。
facebook
粘土板(タブレット)に刻まれた物語の生命が、不思議なカードに宿る。
遺跡に眠る「バラバラに壊れたパズル」が3000年の時を越え、現代に復活する。
大好きなんです、そうした世界観。
遊戯として、ゲームファンタジーとして、
純粋に絵空事として楽しめる内容でありながら、心に触れる展開。
原作コミックの物語も絵も好き。
そのうえ、アニメのキャラデザインが、
荒木伸吾氏ときた日には、いったん触れたら火がつく導火線みたいなもの。
これまでハマラなくて、いっそ幸いでした、「遊戯王」。
たぶん、自分自身のパズルピースを放棄して、既製のファンタジー世界に
遊びに行ったきり、帰ってこれなくなってたかもね……(^^♪
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TITLE: 遊戯王
CATEGORY: アニメ・まんが雑記
DATE: 08/19/2015 00:58:04
もう本気で、買っちゃいました。(^^♪
「遊戯王」文庫本の1巻と22巻(最終巻)。
あと名場面はどこかをネットで調べて、途中巻も徐々に追加しようっと。
そういう読み方は邪道かな・・・
アニメを流し見したら、結末がすごく良くて。清々しい・・・
なぜ今まで、この作品に出会わなかったのか、不思議。
この夏は、ふと知らない曲の歌詞を検索したことに始まって、
主題歌集・アニメ・原作コミックへと「遊戯王」三昧。
どうなんでしょ、あまりに好みの世界に近い有名作品に、
もしもっと早い時期に触れていたら・・・
遊戯王のファンでいることに満足して、自分のファンタジーを
書かなかったかも・・・と思ってしまうほど、
大好きです、この作品。この主人公。この世界観。(^^♪
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TITLE: ゆるやかな夏
CATEGORY: 徒然記
DATE: 08/19/2015 00:20:35
お盆明け。
昨日は、愛知県被災者支援センターさんの広報編集会議に出かけ、
「急きょ日程変更しました。連絡漏れでした」「え?」
で、そのままセンターさんで、しばし優雅にお茶と世間話。
帰宅ついでに栄あたりの街を散歩。
今日は、乳幼児サロンさんに読み聞かせボランティアに出かけ、
「今日は誰も来ないみたいですね」「そうですね~(^^♪」
「とうとう一人もお客さん来なかったですね」「はい~(^^♪」
スタッフの方と、サロンスペースで半日優雅に世間話。
ちょこっと出かけるだけのボランティアで、
もともとゆるく関わらせて頂いているのですが、
お盆明けは、さらにさらに優雅・・・
「アタゴオル物語」(ますむらひろし作のマンガ)みたいな
ゆるさ・・・
夏休み明けの「預かり保育再開」が、そろそろ心配。
適応できるかしらん・・・?
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TITLE: The wings at dark dawn
CATEGORY: 「黎明のほのかな翼」日記
DATE: 08/17/2015 01:37:00
「黎明のほのかな翼」
ホームページに、INDEX をUPしました。
もしお時間ありましたら、どうぞ御高覧下さいませ。
拙著「黎明のほのかな翼」の紹介ページです。
当初は、この拙著の紹介&続きの物語を書くために、
ホームページを開設したのでした。
その目的は、震災でどこかに吹き飛んでしまい、
今頃になって少し立て直してみました。
イラストは、同人誌用に自分で描いた、拙い画像ばかり。
が、手元には、プロの漫画家さんが出版用に描いて下さった
ラフの画像が何枚も・・・もしこれUPしたら、
ホームページの質が段違いに向上する?なんて思いついたり。
でも、勝手には使えないよね・・・ウェルテさんに問い合わせないと。
と、先の長いホームページ作りが、続いていきそうです。楽しいです。(^^♪
お盆休みの間にやっておきたかった作業は、とりあえずクリアしました。
なので、I'm OK!ってことにします。
気長に精進・・・あ~ぁ「遊戯王」のマンガ読みたいな~(^^♪
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TITLE: さらばとせ
CATEGORY: メルヘン雑記
DATE: 08/15/2015 16:32:46
「さらばとせ」
ホームページに、短編童話をUPしました。
もしお時間ありましたら、どうぞ御高覧下さいませ。
2013年初め頃の作品です。
愛知県被災者支援センターさんからの御依頼で、
「東日本大震災で愛知県に避難した子ども達の作文をもとにした短編ファンタジー」
を書きました。
とても重いテーマですが、何が本当に良いことなのか混沌とした心境で、
さらっと書いて提出。書き逃げ状態で、すわりが悪いかな……
子ども達の作文の言葉は、「木の葉のてがみ」部分に使わせて頂きました。
このような言葉を記した子ども達は、今頃みんな元気に過ごしているでしょうか。
きっとそう、元気だよ……と。
頼まれたボランティアは、基本姿勢としては「出来ることならやる」方向で。
すごく頑張ってるかというと逃げ腰で、
名古屋市被災者支援センターさんや、昭和社協さんとの関わりをぼちぼち……
最近は、愛知県被災者支援センターさんの広報「あおぞら」の編集委員になりました。
非力で無力が前提。
幼稚園バイトが日頃の気力・体力のほとんどを持っていくので、
ホント無理せず出来る範囲で。
私も被災者ではあるけれども、自主避難で、
家族の日常の仕事や学業は、まったく一般市民の生活です。
一般市民の生活を営むだけで精一杯で、
たまの募金活動とか、たまの編集委員とか、そんなことしか出来ないけれど。
東日本大震災で被災した多くの方々に、平穏な日常が戻りますように……
「さらばとせ」のような日常のちょっとした不思議は、
最近のファンタジー論では
「エブリデイ・マジック」という領域に含めて考えるそうです……
すそ野が広くて好きかな、その捉え方。
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TITLE: windows10
CATEGORY: 徒然記
DATE: 08/15/2015 09:18:33
windows10をアップデートしました。やっと8.1に慣れたところでしたが……
いずれ変更するのなら早いうち、ヒマなときに!と意を決しました。
で、アップデートしてみて、おや?前より画面がおとなしくなりました?
facebookやyoutubeのアイコンも目立たなくなりました。
ワード文書の作業中にも、つい youtubeやfacebookで遊んでしまい、
「あかん~!!もうルーターの電源を落として、ローカルで使おうかしら」
と思い始めていた今日この頃。
不慣れで機能を使えないくらいの状態がちょうどいいかも……
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TITLE: 遊戯王 デュエルモンスターズ(主題歌集)
CATEGORY: アニメ・まんが雑記
DATE: 08/14/2015 17:25:37
お盆です。ゲオでCDレンタルしてきました。(また、それか!と自分にツッコマずにはいられません)
アニメ「遊戯王 デュエルモンスターズ」主題歌集です。
なかなかジャケットが派手。中身に関心がなければ絶対に手を出さなかった領域……
全体にギャオギャオした都会的・スタイリッシュなロック系。
でも、この主人公の惜しげもないカッコヨサには、これくらい派手なトンガッタ曲調でないと釣り合わないんでしょう。
かつてカッコイイと思ったヒーローの全てを薙ぎ払うくらい、かっこいい「遊戯王」です。(^^♪ カード並べするのにどんだけ勿体つけてるの、などと遠目に見ていた自分が浅はかでした。
ストイックに延々とカードバトル、ルール尊重の世界です。
ええ、殺人事件や白兵戦より、思いっきり絵空事の夢があります。
視覚的に華がある世界観……
主人公の武藤遊戯は、てらいのない王道ヒーロー、もう完璧。
子育て中にはまらなくて良かった……
学童期の息子と一緒にカードショップに通いつめるオバサンなんて、シャレにもなりません……
遠目に見てるくらいで丁度よかったわ……いちおう、図書ボランティアの読み聞かせオバサンでしたから(^^♪
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TITLE: 迎え火
CATEGORY: 徒然記
DATE: 08/14/2015 00:51:25
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TITLE: おかげさま
CATEGORY: メルヘン雑記
DATE: 08/13/2015 14:59:53
「おかげさま」
https://www.the-wings-at-dark-dawn.com/poem_okagesama.htmlホームページに、短編童話をUPしました。
もしお時間ありましたら、どうぞ御高覧下さいませ。
2004年の早春の頃に書いた作品です。
福島市の信夫山近辺には「御山」という地名があります。
「御山(おやま)」という地名から連想して、「オカゲヤマ」という架空の里山と、
そこに住む優しく不思議な妖精たちをイメージし始めた頃でした。
「信夫(しのぶ)の里」という福島市の古い呼び名から、
宮沢賢治のイーハトーブのような
「シノバード」のフェアリーテイルを描きたいな、と気の長い夢を見始めた頃。
「おかげさま」は、その試作品です。
震災後の2012年に書いた超短編「おかげ山のシノブくん」は、
この「おかげさま」がもとになりました。
いま現在は、「オカゲ山」から「オモカゲ山」へと
地名やイメージが少しゆらぎながら、とてもスローなペースで、
「シノブくんのお話」を考えているところです。
この作品を含めた2004年頃のワープロフロッピーが、
いまだ行方不明でちょっと…かなり残念です。
でも幸いノートの下書きや、ワープロでプリントした紙原稿が
段ボール箱から出てきたので、パソコンのワードに再入力できました。
電子データだけでなく、
やはり紙媒体に残しておくことも大切だと、つくづく思います。
下手な古い作品をそんなに大切にして、ナルシストかなぁ、とふと冷めたり。
でも、思い出って大切ですよね……きっと、とても。
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TITLE: プロセス終了☆
CATEGORY: 徒然記
DATE: 08/11/2015 00:00:03
レンタル倉庫の荷物をすべて、マンション内のトランクルームに移動完了☆
この夏の懸案事項、思ったより早いペースで終わりました。
マンション内のトランクルームに空きが出たので、2カ所借りて一ヶ月あたり3000円。レンタル倉庫(一ヶ月13000円)よりはるかに安価。
でもちゃんと荷物が収まるかな?と心配していたのですが、
運んでみたら余裕で収納出来ました。
あとは、マンション内の日常感覚で・・・整理の悪い段ボール箱の中身を、徐々に整理し直していけばOK!
夕暮れどきに灯がともったレンタル倉庫。からっぽの庫内を確認して、
重い扉を閉めて、頑丈なカギをかけて・・・はい、お世話になりました。
この瞬間をもって、自分にとっての「震災による移住」プロセス終了です。
もう4年と5ヶ月が経ちました。
ようやく、ここからスタートライン。課題は、お話を書くこと。
そして、読み聞かせボランティアのスキルアップ、かな。
リラックスと集中とのリズムをつかみたい・・・
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TITLE: 地道な日曜日
CATEGORY: 徒然記
DATE: 08/10/2015 01:33:25
日曜日、夫に手伝ってもらって、
レンタル倉庫の段ボール箱を、マンション内のトランクルームに移動。
台車やエレベーターを使いながら、倉庫からマンションまで4往復の作業で、
段ボール箱の運搬は終了・・・あとは、台車を使わずに運べる軽い荷物のみ。
なんとか目途がたってきました。
マンション屋内で荷物が探せるようになったのは前進、
でもやっぱりトランクルームに段ボール箱が積まれた状態なので、
探し物はそれなりに手間がかかるかな。
見つからない物もあるのですが、夫と話していると
「金枝篇?なくしてない、俺の本棚にあるよ」
(あ、そうか。本の箱にまとめて一緒に入れたんだ)
「もう一台のワープロ?あのとき捨てたんじゃないの?」
(あちゃ~そうだったかな~そうだったかも?)
あいまいな記憶が補われていきます。
整理しつつ、前進するしかないよね。
アニメ「遊戯王」に、今頃はまっています。
「名もなきファラオの魂」カッコイイ、りりしい、王道すぎて素敵。
この作品、なんで素通りしてきたんでしょ?ものすごく好きな世界観。
元気出ます。(^^♪
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TITLE: ノヴァーリス 「青い花」
CATEGORY: 読書メモ
DATE: 08/06/2015 15:44:19
「青い花」(ノヴァーリス作、青山隆夫訳、岩波文庫、
1989.8.16第1刷、2007.6.25第15刷発行)
ドイツ・ロマン派の詩人ノヴァーリスの小説。
震災前に、夫から「これ読んでみるといいよ」
「例のファンタジー読んでみたけど、ちょっと雰囲気が似てるから」
と手渡されたので、枕元に置いて、毎晩少しずつ読んでいました。
ところが、すこし読むと安らかに眠くなり、本を置いて熟睡……
うん、私の書いた小説も眠くなるかもにゃ。
とても有名な本らしいのですが(あの松岡正剛サイトでも絶賛)
読破できなかったまま。
ああ、あれも同じ迷宮、フレイザーの「金枝篇」……入眠の儀式。
で、「青い花」。
最近、夫の本棚に見つけて、性懲りもなくまた枕元の一冊へと。
福島市で自室に置いてあったのは、
岩波文庫ではなくて、
刊行まもない「ちくま文庫のノヴァーリス全集(2)青い花」。
捨てるわけがないのだけれど、
「金枝篇」ともども、どこに行っちゃったかな、まだ見つからない。
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TITLE: 東條真人「タロット大事典」
CATEGORY: 読書メモ
DATE: 08/06/2015 15:18:05
レンタル倉庫の段ボール箱から、東條真人さんの「タロット大事典」(国書刊行会 1994.8.10 初版第一刷) を発掘!
1995年のお誕生日に、夫から贈られた本です。やだ、もう20年も昔。
ライダーウェイト版タロットの解説本のわりにお高い(5000円近かったかな?)
オカルト色濃厚な装丁も意に介せず、気前よく裏表紙に「誕生日を祝って」のメッセージまで書き添えてくれたダンナ様には、今さら感謝。
ええ、今日に至るまで、私が私でいられたのは、あなた様のおかげ……(ボそっと)
この本を手元に置いて、カード並べをすると、ああとても落ち着くなぁ、と。
4年半ぶりに復活した「暇つぶし」。
これ、ミトラ教の紹介本にもなっていて、意外とガッチリ内容があるので愛用してました。
震災後に「神話雑記」的な内容を連想のままにメモしているとき、
ちょっと中東の神サマを検索すると、行きあたるのは東條真人さんのサイトばかり。
何者?ほんとに東大院卒の情報工学博士さんでしょうか。
すごいの?怪しいの?誰??
いちおう占いのテーマは、心に浮かべてます。
もちろん「書けん!どうしたら?」です。
不思議にそれっぽいカードが並びます……「あがくな、祈れ」ですかね……
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TITLE: わたくしという現象は
CATEGORY: メルヘン雑記
DATE: 08/03/2015 01:55:55
2015年8月2日。
段ボール1箱分のファイルをすべて紙資源に還元。
娘と息子の「幼稚園や学校からのお便りファイル15年分すべて」が、
みるみる分解されました。
毎日、毎週、毎年の園だより・学校だより・・・
何気なくファイルして蓄積された時間が、一気にほどけていきました。
不思議な解放感・・・
古い段ボール箱にしまいっぱなしで保存されていた高校の制服。
30年前のもの・・・今まで隅っこで見守ってくれていてありがとう。
コスプレおばさんじゃないから、そろそろさようなら。
ていうか、よく残ってたなあ。
娘と息子に確認したら、
「映画のパンフレットは手元に残して」というので、保管することに。
「天空の城ラピュタ」や「パトレイバー」のパンフレットもあるよ・・・
じゃ手放すのは楽譜と本だけにしておくから。
今夜は、頂きもののメロン。
汗をたくさんかいた暑い日には、冷たくて甘くておいしいね。
やっぱり行方不明のフロッピー・・・ま、いいか。一から書きましょ・・・
わたくしという現象は、仮定された有機交流電灯のひとつの青い照明です。
光は保ち、その電灯は失われ・・・
風景やあらゆる事物と一緒にいかにもせわしく灯り続ける因果交流電灯の、
ひとつの青い照明です・・・なんてことを、
たしか賢治さんは書いていたっけな・・・
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TITLE: さがしもの
CATEGORY: 徒然記
DATE: 08/02/2015 11:23:33
暑いっす。
見つからないフロッピーに、
見つからないミシンのコードに、
あったことすら忘れていた、あれこれのファイル。
みんなどこに行った?
そういえば、2階の自室の鏡台あたりに、
電話の子機があって、ワープロがあって、
鏡台の上に、片付けていないフロッピーや
BGMのCDが積んであって、
なぜか鏡台の椅子を机がわりに、絨毯に座り込んで、
ワープロ作業していたんだった。
ころっと忘れてた・・・鮮明に思い出したよ。
ワープロは、もう一台あったんじゃないかな?
壊れた時の部品交換用に、中古ワープロをもう一台、保管していたはず。
あれは、どうした?捨てたっけ?
捨てるわけない、私がワープロを。
いくら時間が足りなくて、大急ぎだったからって。
原稿のラベルが貼ってあるフロッピーを、捨てたり、
取りこぼしたりするわけない。
そうだ、2階に置いてあった。
2階の荷物を入れた箱で、開けてない段ボールがまだあるはず。
探せば、きっと見つかる・・・
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