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ファンタジーや神話、子どもの本について等、

のんびり書き記したブログのアーカイブです。

 

月曜から日曜まで、『日常』は、太陽系の7惑星。

そのはざまに浮かぶ、『矮惑星』のような、

夢見がちな時間の記録として。

 

 

ホームページ「黎明のほのかな翼」

 

も、どうぞよろしく☆

 

 

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MONTHLY: 2012/04

 

 

TITLE: なんとなく

CATEGORY: メルヘン雑記 DATE: 04/28/2012 09:46:58




なんとなく
妖精さんに
色を
塗ってみる
……あては
ないけど、
そのうち
物語が
動き出しますように。

カタツムリは
金のカラ、
銀のツノ。
野の道には、
かすかに
夕暮れの気配が。

妖精さんには、
縫い目がない
緑の衣装が定番。

あたりは、
魔法の薄明かりで
照らされている。




 

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TITLE: 光の妖精

CATEGORY: 神話雑記 DATE: 04/28/2012 09:14:43



天空(父神)と
大地(母神)を
つなぐ息吹……
精霊、
エーテル、
気……
様々な言葉・
イメージで
語られた生命の
輝く本質。
たとえば同じ
神の名でも、
時代・地域により
正邪の価値が
逆転していくように、
神々の相は、
人の世の
部族・国家の争い、
神殿や神官の権力の
推移を反映し、
きわめて政治的なものだ。
その一方、
学者気質な少数派が
空を見上げて夢想した、
現世を超えて普遍的な、
目には見えず手にも取れないが、
世界に充満・遍在する何か
光に満ちた軽いもの……
幻惑的な精霊の息吹が、
やがて
民の素朴な自然崇拝に触れ合い、
魅力的な妖精伝承を生み出していく。




 

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TITLE: 大地母神

CATEGORY: 神話雑記 DATE: 04/23/2012 11:21:44




父なる天空神は
雷の矢を放つ
闇の導者。
対になるのは、
豊穣なる大地と
月の女神。

天空神(雷神)と
大地母神の
組み合わせは、
どうやら普遍的な構図。
日本の
イザナギとイザナミも、
そうかもしれない。
万物の母イザナミの死には、
雷電のイメージが濃く、
夫イザナギは冥府に下った後、
生死の境界を分け、
大岩で黄泉への道を封印する。

豊穣の女神は、
冥界の女王の顔も持つ。
闇を走る稲妻、黄泉への旅。
父神・母神は、
ときに凶暴な相で、
古代の人々を畏怖させた。

神話とは、
人知を超えた
危険な世界に対峙する、
祖先達の魂の地図
……盲目の信心とは違う。

ときとして神話は、
世界の存亡に関わる
危険な旅路をも物語る。

「安全神話」という語は、
天地への畏怖を忘れた現代人の、
矛盾に満ちた言葉遊び
に感じられてならない。




 

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TITLE: 北欧の伝説

CATEGORY: 神話雑記 DATE: 04/15/2012 10:01:02



宇宙樹の
根元の海から
生まれた
輝く三姉妹、
織り姫と呼ばれ
やがて全知
であることから
死や運命の司
へと転じる。

宇宙樹の根元の
泉にいて、
悪蛇に食い荒らされる
その根に毎日、
泉の水を運んで与え、
巨木を守っている。

彼女らに
魔法を教えたのは、
母なる月の化身、
豊穣の古き女神。

三姉妹の使者は、
春を告げる白鳥である。



 

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TITLE: 女神の足音

CATEGORY: ポエム&童話 DATE: 04/14/2012 00:00:00



幸運の女神は
前髪しかない、
ってホント?

泉に住む
3人の女神に
問うてみたいけれど、
運命の乙女たちの
勇ましさや
厳しさや
残酷さに
ひるんでしまって
もうずっと
立ち止まった
ままだった……

飛び去る白鳥
水面に消える魚影
天翔ける流れ星

幸運の女神は
前髪しかない、
ってホント?

竜や天馬の背に
よじのぼらなければ
女神に会うことも叶わぬと
もうずっと
白いままの地図を、
広げもせず
ほころびたポケットに
押し込んだ
ままだった……

ある日、思ったんだ
僕には僕の
女神様が
いてくれるかも?

天馬が暴走し
竜が毒を吐き散らした日
思ったんだよ
大急ぎで捕まえなければ
お話できない女神様じゃ、
僕のお願いは聞いて頂けない!

ゆっくり訪れる
小さな足音
ゆっくり耳をすます
大きな笑顔……

ある日、思ったんだ
僕には僕の
女神様が
いてくれるかも、って?

 

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TITLE: ラフに考えてみる

CATEGORY: メルヘン雑記 DATE: 04/12/2012 16:50:16



とりあえず
ラフに
考えてみる……

カタツムリと
女神?

ん~これじゃ
まるきり
チビ妖精サイズ☆

小人さん物語だと
エンリル王国やアシタル大陸の
続きとしては、
どうなんだろう?

んじゃ逆に、
太古から生き延びた
巨大カタツムリ
なんてのは、ど~よ?

いやいや、ティンカー・ベルみたいに
ちっちゃくて光ってるのも可愛い……

なんて感じで、お馬鹿な白昼夢に、
幾らかの時間を費やせるほどには、
震災後の生活も落ち着いて参りました。

昨年の秋からしばらく、こちらのブログを
更新しなかったにも関わらず、
アクセスカウンターが少しずつ
回っていることで、
訪問者さまに御心配をおかけしているのでは……
と、とても気がかりでした。m(_ _)m

日頃より御心配をおかけ致しまして、
大変恐縮しております。また
当ブログに御訪問頂き
本当にありがとうございます。

ここ半年ほど、元気に暮らしながら、
ときおりフェイスブックには、
写真や近況報告などを
アップして参りました。
さらに、
「東日本大震災の教訓絵本をつくろうぜ!」
という
フェイスブック内の非公開グループに
うっかり足を踏み入れて、
web活動が手一杯になり
当ブログの更新が
出来ないままになっておりました。

このブログでは、主に
童話やファンタジーの創作をテーマに
日常のはざまから綴ろうとして参りました。
ところが東日本大震災以降の1年間、
私自身がそうした世界を見失い、
困惑していたことが、
ブログ更新が停まった
一番大きな理由だったかもしれません。

「ふぅのちいさな旅」の出版・読み聞かせ、
「震災絵本をつくろうぜ!」の
仲間との試行錯誤……
社会活動としての表現は、自分に出来るかぎり
取り組んだ半年間でした。

同時進行の媒体であるフェイスブックに、
大きな影響を受けた期間でもありました。
幼稚園での延長保育のお手伝い、といった
子ども達との教育の場での触れ合いに
恵まれた時間でもありました。

でも、やっぱり……
フェアリー・テイルの
書き手を志した初心を
忘れちゃいけない、と思うのです。

福島市から、故郷の名古屋市に
自主避難してから1年が経ち、
夫の転職を機に、家族の住民票もすべて
この春、名古屋市に移しました。
これからは、本格的な転居・移住生活です。

福島市の自宅はそのまま、
書きかけの物語や、資料や本なども、
すべて置き去りの悲しい状況……
でも、思えば
そんな状況の旅人達の、
冒険や夢を描くツールこそが、
ファンタジーだった!そうでしょ?
Yes、こんなときこそ
夢を忘れちゃいけない……
もし私が童話作家なら。

などという、少々意地っ張りな思いから、
『こちら、ドワーフ・プラネット』を
再開することに致しました。m(_ _)m
いや、もうコレカラです。
いつだってコレカラ……

ナルニアの王国崩壊は、
より良い王国再生の道程だ、と
作者のルイスは
結末で書いていましたが……
震災を体験した今なら、
ちょっとわかる気がする……
ルイスも悲しかったんだ、きっと。
世界大戦を経て、
20世紀に夢の王国を描く意味を
問うて、書かずにいられなかった
結末だった……

でもね、ルイスさん……
あなたの作家としての良心には、
まるきりお構いなしで
子ども達は、いつの時代だって変わらず
夢の王国を旅する物語が、
大・大・大好きなんですよ、きっと……

 

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TITLE: 春の星

CATEGORY: ポエム&童話 DATE: 04/11/2012 11:08:29



夕暮れ 西の空
新月に近い
 三日月の船
上に輝く 金星
下に輝く 木星

まるで春の
 旅立ちを祝う
幸運の女神が
 乗る船

とおい伝説
運命の女神は
白鳥だったり
魚だったり
星だったり……

神秘の竜や蛇もよいけれど
もしカタツムリだったら
どうかな?

幸運は 金の船
ゆっくり星の波を進む
銀のツノで
道しるべを探しながら……

 

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TITLE: カタツムリ 

CATEGORY: ポエム&童話 DATE: 04/10/2012 13:44:17



カタツムリ
 みつけた
ぐるぐる迷い道
 夜の森で

いっぴきめは
 泉のほとり
銀のツノ
 三日月の舟

にひきめは
 カラばかり
墓地の地層には
 よせてきた波のあと

さんびきめは
 もう化石
ほらあなの奥
 ひつぎがねむる

ひつぎの中に 竪琴がひとつ
鳴らない弦には
風と光が しまわれている

金の琴に 銀のツノ
はられた糸は みな化石

ぐるぐる 迷い道
忘れ川の 舟旅
夜の森の さいはて

鳴らない弦をかなでる者
日と月を浮かべて

闇を照らすのは
だあれ?

 

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