こちら、ドワーフ・プラネット

そもそも藝術は、
蜘蛛の巣のやうに、香の空中にかかる、
柔かで生き生きと、音樂にゆれる。
（人生に浸潤する藝術は悲しい。）
その音樂は瞬間の緊張に死ぬる、生きる
暗示がこの生命だ。
藝術に美と夢の「探求」はない、
（なぜといふに、）
藝術は夢、美そのものに外ならない。
（私共は理想や問題や雑談やに疲れ切った。）
現實の黄昏に光る蛾一匹だ……
残忍な瞬間の餌食となって死なねばならない。
藝術は創像の驚異（さう私はいふ。）
衝動の金線に踊る、
光と影の小鬼（エルフ）
……　藝術の美と悲劇はきらめき渡る。

　　　（野口米次郎　―New art―より）

先程、福島市の山川印刷さん
から御連絡ありました。

絵本「ふぅのちいさな旅」完売、
残部０冊

とのことです。
これも温かく応援して下さった
皆様のおかげです。
心より御礼申し上げます。

∵・∴・★
完売してホッとしたような、
なにやら寂しいような……
(*^_^*) この絵本のおかげで、
私自身、たくさんの
素敵な出会いに恵まれました。
その一つ一つが得がたい出会いです。

この10月13日には、
画家の齋藤ナオさんを
名古屋にお迎えして、
ふぅの読み聞かせ＆座談会が、
「昭和区白金児童館」で開かれます。

まだ続いている不思議な
「ふぅのちいさな旅」なのでした。

8月18日（土）午後、

名古屋駅そば「ウィンク愛知」で、
NPO「絵本コーチング」様に
お招き頂き、
絵本「ふぅのちいさな旅」の
読み聞かせ、
福島で震災後に発行されたこの絵本に
まつわるお話などさせて頂きました。

当日の悪天候にも関わらずお越し下さり、
拙い言葉に耳傾けて下さった皆様、
この機会を与えて下さった
NPO「絵本コーチング」の
皆様に、
心より感謝申し上げます。

会場には、
震災後に名古屋に避難して
出会った方々のお顔も……
震災後も、絵本を通じて触れ合いの場に恵まれ、
温かな気持ちに包まれたひとときでした。
(*^_^*)

鬼さん こちら
手のなる
ほうへ……

一番ぼーし
みーつけた
二番ぼーし
みーつけた
三番ぼーし
みーつけた……

TITLE: おかげ山の春夏秋冬

５月の新緑、
たんたら清水で
淹れた
タンポポの根の
コーヒー、
妖精・妖怪達の
溜まり場、
シノブ君は
風の精なので
空を飛べる、
風の一吹きで
タンポポの綿毛が飛んで行く……
６月、なかんじょ池の小豆とぎの婆、
ホタルの歌……
７月は七夕、白狐、流れ星、
天の河、茅の輪くぐり……
８月の雷雨、わらじ祭と踊り、
ナタラージャ（踊りの王）
暴風雨神シヴァの面影、
闇と花火、スイカ割り……
９月、月と大地の女神の気配、
月食、稲穂、大鍋で芋煮……
１０月、太鼓、山車、秋祭り、紅葉……
１１月、枯れ野、根の国、
鍾乳洞に迷い込んで鍾乳石のピアノを弾く……
１２月、白狐さんが凍った池でシッポの釣り、
シッポに食い付く魚は星に変わる、
木々に宿る星、冬至……
１月、若水汲み、餅つき、
餅の蛇のとぐろ（鏡餅）、
輝く蛇、太陽の再生……
２月、立春、雪の婆、春の種……
３月、雛祭り、トイレの花子さん、
流しびな、厄落し、子どもの守り神……

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TITLE: 四月、ふきまんぷく

♪
「ハァまんぷく
　まんぷく
富貴まんぷく
末はんじょう」

♪
四月、春の宴。
桜の花のお嬢さんが、
ツクシのマイク、
タンポポのライト
で歌う……
星のようなオオイヌフグリ、
満月のように輝く黄金のフキノトウ……

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TITLE: ゴーへ

（８月１１日）

津波被災地、宮城県七ヶ浜町の
「劇団NaNa5931」が
東日本大震災の実話をもとにした
ミュージカル

「ゴーへ (Go Ahead)」

を上演しました。

当日は雷雨もありましたが、
名古屋大学の豊田講堂に
たくさんの人が集まり、
被災地の想いを込めた
歌と踊りの素晴らしい舞台に、
大きな拍手が送られました。
私も会場設営や、
主催のNPOレスキューストックヤードさんの
「被災地復興フェア」の販売を
お手伝いしました。売店で、
「ふぅのちいさな旅」の絵本も
置かせて頂き、10冊完売☆
売上は寄付金に(^-^)

良い１日でした！

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TITLE: 黄金の笑顔

体操って、
美しい☆
（男子種目でも……）
ポシャポシャ髪と
クルクル目の、
内村選手の
黄金の笑顔には
参りました。
ほんとにほんとに、
おめでとー！
(^O^)／C□☆

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