雪の白さ、
夕焼けの炎、
星空の冷気、
天空のさざめき、
夢のまどい・・・
行き交う人はみな
ちいさな光を抱いて
世界の中で
一点(ピリオド)を
打つ。
風はどこから?
亡き人の記憶のとどまる
時の彼方から・・・
風はどこへ?
黄金の雲の峰湧く
地平線の果てるところ・・・
ちいさな光のしずく、
流れあう線が、いつしか
届くこともあると聞く。
銀河の果てへの
はるかな便り、
重力の風をこえて・・・
(2010/12/7)
ブログ「こちら、ドワーフ・プラネット」より
©Tomoe Nakamura 2010
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